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カテゴリー「ニュース」の4件の記事

2009年4月23日 (木)

いらないもの オープン戦TV報道 '090423

毎年3月になると嫌なことがある。それはTVのプロ野球オープン戦報道。あれ、報道する意味があるのかい?

オープン戦って要するに練習でしょ?オープン戦でどんなに調子良かったって、所詮は練習試合。ペナントレースが本番で、しかも近年は上位チーム間のプレーオフで日本シリーズの出場が決まる訳で、オープン戦の価値なんて全く無いと云える。

さらに最近のプロ野球では、選手のいろんな記録がもてはやされることが増えてきている。たとえばゴールデンイーグルスの岩隈投手の23年ぶり“21勝投手”とか、ドラゴンズの山本政の高齢200勝などだろうが、オープン戦の記録はあくまでも練習扱い。

オープン戦のTV報道を一切するな、とは云わない。でもオープン戦のTV報道はホントに面白い話題が出た時くらいにしてもらって、スポーツ新聞で報道してもらえばいいじゃないか?TVはCXの系列の「プロ野球ニュース」あたりだけで充分。NHKの「ニュースウォッチ9」やANB系列の「報道ステーション」で竹内絵美が大声で張りきるほどの話題ではないと思う。

ほんと、オープン戦なんて勝った負けたの成績を流す程度でいいよ。

でも今年はいつもと違ってオープン戦報道は少なかったように感じた。それはWBCがあったからだ。まぁWBCのお祭り程度のものだったが、やっぱりオープン戦に比べれば価値は天地の差。オープン戦報道が少なかったことで、ボクはちょっとホッとした春でありました。

2009年4月19日 (日)

ふと思う疑問 号外にだまされるな '090419

北朝鮮がミサイルを発射したときに、どこかの新聞社が号外を配ったらしい。

最近新聞社は何かと云えば号外を配ってないか?WBCで優勝した、イチローが安打数で日本一になった。etc.

号外は昔からあったはあったが、最近はちと多すぎないか?「号外をたくさん出す新聞社」は特定のところで、内容よりも部数が自慢のところらしいが、あれっておかしくないか?

号外は普通大きな駅前とかで配ったりしているが、もらえるのはタダでしかもそこを通ったヒトだけ。購読者からお金取っておいて、お金払わない通行人にタダで配ってる。しかももらえるのは大都市にいる人間だけ。地方で永年定期購読している人間には縁がないもの。しかも最近は号外の配布をTV局にわざわざ先に知らせてカメラ取材させてニュースにしているところもある。映像に一瞬新聞名が写るのはTV局と新聞社のバーターなのだ。号外を宣伝にしている新聞社は結局中身がないのを自らひけらかしている証拠ではないだろうか?

まぁ、号外で微笑ましいと云えば、春の選抜高校野球で準優勝した岩手の花巻東高校の活躍を報じた号外が地元で配布されたこと。この時は毎日新聞が盛岡で、日刊スポーツが盛岡と花巻で配ったらしい。地元の祝い事であり、もらった人にはうれしい記念になるだろうし、新聞社にとっては絶好の宣伝チャンスになっただろう。これは許せる。

改めて云う。

1.号外とは、極たまに出すから価値がある。よってしょっちゅう出すべきではなく、頻繁に出すメディアは逆に品格がないと云える。

2.号外を出す原資は、朝夕の新聞の定期購読者や広告主からの出稿料で負担されていることを新聞社は忘れてはならない。

3.号外を乱発する新聞社の“品格”を疑おう。

そう思わない?

2009年2月16日 (月)

ふと思う疑問 普通の失業者のことも報道してよ '090216

TVのニュースで、派遣やパートの不正規雇用の労働者の雇い止めについての報道を聞くけど、困っているのは普通の企業に勤めていて、社内四面楚歌や窓際に押しやられて解雇や配転を迫られているヒトの方も大変だと思う。

派遣労働者も大変だろうけど、逆に住居など支給されてたってことは、逆に凄い優遇なんじゃないかと思う。家族が居て引っ越しなんてできない労働者は、自分の住まいの近所で仕事先を探さなきゃいけない。正社員になれなけりゃ、派遣やパート、アルバイトをするしかない。

TVは深刻になると騒ぎ立てて、派遣切ればっかり放送してる。でも、製造業に派遣労働者を許可したときにこうなることはわかっていたはず。今更「雇用の調整弁にされている」なんてニュースで放送されても、なんだか嘘っぽい。だってまさしく「雇用の調整弁」になるから派遣を認めたんだよ、自民・公明政権は。放送局なんて格差労働の冴えたるものだから、きっと法律が施行されたときは、自分からは問題として取り上げられなかったんだろう。

派遣労働者の問題も大変だけど、問題はそればっかりはじゃない。猫の目のように右往左往してる就業支援のお粗末さや、本当の安定を図るための提言にもっと時間を割くべき。行政だって広く安心して働く環境を作りことで安定した税金が収まる訳。みんなそこそこ働いていれば、犯罪だって増えないはず(もちろんなくならないとは思うけど)。

まぁ、下請けをいっぱい使って美味しいところだけ担当してる放送局が多いだろうし、ウン千万ももらってるTV局のヒトにはホントのところは、心配なんかしていないんだろうけどさ・・・ まじめな話です!

2008年11月 8日 (土)

ジャーナリスト想 筑紫哲也 '081108

筑紫哲也氏が亡くなった。素朴に悲しいと思い、素直にお疲れ様でした、ありがとうございました、と告げたい。

筑紫哲也氏をはじめて知ったのは高校時代でかれこれ30年ほど前のことだ。高校の図書館で購読していた「朝日ジャーナル」に出逢ったのだった。たぶん筑紫氏は当時編集部員だったのではないだろうか?後に彼は同誌の編集長になるが、その頃ボクは大学生。相変わらず毎週毎週読み耽ったことを思い出す。当時の友人と同誌の記事について毎週討論していた記憶がある。

筑紫氏の訃報を伝えるTVニュースは、彼を「日本を代表するニュースキャスター」としており異存はないが、ボクにはやはり筑紫氏は朝日新聞の編集委員であり、朝日ジャーナルの記者だった。彼は'78年にはTVのニュース番組のキャスターになっていたようだが、中高校時代のボクはほとんどTVを観ず、また中日新聞を購読することが義務のような地域に育ったので、朝日新聞という新聞に出逢ったのも高校の図書館が初めてで、そこで初めて筑紫氏に会ったのだった。

その後、TBSの「NEWS23」のキャスターとして登場し、そして特に「多事争論」という動くコラムニスト“”として、親しむようになる。ボクの精神に影響を与えた報道番組としては、NHKの「特派員報告」、TBSの「報道特集」、TV朝日の「ニュースステーション」、そして「NEWS23」である。20代から30代の頃は、残業して帰宅するとだいたい22時台、興味のあるニュースは「ニュースステーション」で知り、「NEWS23」で確認し、筑紫氏のコメントで理解したように思い出す。

筑紫氏の尊敬するところは、TVで全国的な知名度が上がっても印刷メディアを忘れなかったことだ。氏は、「貧困なる精神」の本多勝一氏らが中心になって創刊した「週刊金曜日」の編集委員として、やはり彼はボクの前に雑誌関係者として登場した。「週刊金曜日」の編集委員として現役のまま亡くなったのは、たしか久野収氏以来ではないだろうか。

また、氏は文化についてのコメントも多かった。朝日ジャーナル時代の広範囲な文化人への取材記事の掲載、「NEWS23」での季節毎の映画評論、CM評論など、とても興味深かった。

ボクは記者やキャスターに影響されてなんかいないと思って来たけれど、多分ボクは筑紫氏の発言や表情に相当感化されていたかもしれない。でも、それをこれまで悔いたことはない。

筑紫氏がUSの民主・オバマ政権についてどんなコメントを寄せるのか聞きたかった。そして、相変わらず迷走を続ける世襲自民党政権が続く日本の政治に直球を投げて欲しかったし、次回の衆議院選挙では日本人に“国の在り方”を問いかけて欲しかった。

ヒトはいつか死ぬ。年齢の長短を問わず、どう生きたか、が自分の自分への評価だ。筑紫氏は自分の人生を納得していたと思う。素晴らしいジャーナリストとして生きたのではないか。ボクは筑紫氏が好きだった。さようなら、そしてありがとう。